万願寺の「メヂカそば 吟魚」は多摩地区のみならず全国的に有名なラーメン店で気になっていました。
土曜日に時間ができたので覚悟して行きましたが、開店して20分くらいで数人待ち、回転がいいからか、拍子抜けするくらいにスムーズに入店できました。なお、白のれんと赤のれんの日とではメニューが違うらしく、この日は白暖簾でした。
特上 片口鰯と平子、うるめ中華の醤油は1300円。右側の小皿は貝入れです。
スープは上品ながらしっかりとした味わい。スープの魚介の風味も強くなく、レンゲが止まりません。少し硬めの細麺にスープがほどよく絡みます。
薄めの少し甘めの大きめのチャーシュー、鶏ハムに加え、特上はアサリ、鴨チャーシュー、九条ネギ入り。
鴨チャーシューは弾力があり、3種類違う食感のチャーシューを堪能できました。
ほかにも、ホウレンソウとタマネギ、九条ネギの食感を楽しむことができ、海苔の風味、味付き半熟玉子の満足感と豪華な一杯です。
あさりが上品なスープにさらに上品な風味を足していると思われました。この一杯のためだけにわざわざ行く価値があります。
食べたあとは奥の返却口に戻すスタイルです。また、並んでから券を購入します。お店はカウンターのみですが、広々しています。
お店は旧土方歳三資料館のそばにあり、新撰組のファンにはたまらない土地柄です。資料館は休館してしていますが、復活予定とのこと。